こんにちは。小田原のみかん農家、下中たまねぎ、湘南ゴールド販売の香実園いしづかです。

当香実園では、今、下中たまねぎの収穫と出荷の最盛期を迎えています。

下中たまねぎとは、ホームページでも説明させていただいてますが、小田原市の東部、下中(しもなか)地区で生産している、甘くて美味しいたまねぎのことです。

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下中地区は、古くからたまねぎを熱心に生産している産地なのですが、生産規模がそれほど大きくなく(農協出荷で700tほど)、全国的には広く流通することはありませんでした。
当地区で盛んな酪農(牛)から出る堆肥をふんだんに使い、たっぷりの有機質を含んだ粘土質の土壌の畑で育ったそのたまねぎは、甘く、スライスしての生食や電子レンジでチンするだけなどの簡単な調理でも美味しくいただけます。
また、産地としての基準に基づき、ある程度乾燥させてから出荷しているため、1~2ヶ月の貯蔵なら安心してできることもあり、ご購入のお客様にはとても重宝していただいています。

10数年前から、地元生産農家のJA青年部(現在は小田原オーナー園部会に移行)により、荒廃農地解消を体験型農業で実現する、との志のもと、たまねぎのオーナー制度がはじまりました。作業は簡単で楽しく、たまねぎは美味しい、甘い、と大変好評で、年々区画数も増え、今では500区画以上のオーナー様がいます。

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下中たまねぎを一度購入していただいたお客様のリピーター率は高く、最近では指名買いの需要が、年々増えています。
まさに、知る人ぞ知る名産「下中たまねぎ」なのです。

その「下中たまねぎ」を生産している農家の集まりの「小田原オーナー園部会」は、一昨年から「下中たまねぎ」を、郵便局のカタログ販売で取り扱ってもらっています。
先日、今年度の初出荷がありました。

IMG_2839郵便局チラシ2014( チラシは、昨年のものです。)

今年で、三回目を迎える初出荷ですが、おかげ様で箱数は、大幅に増えた二年めよりも更に増えて、集荷の郵便局員さん達も交えて、なかなか賑やかな出荷となりました。発注伝票の処理や箱詰め作業など、数が増えればそれなりに大変ですが、チームワークでがんばります。
幸先の良いスタートをきれて、生産者としては、とてもやりがいを感じています。

たまねぎの出荷は、前述のたまねぎのオーナー制度も主催している「小田原オーナー園部会」の若手中堅農家達が順番で行います。(もちろん、香実園いしづかも出荷しています。)
5月1日~6月30日までの受付期間で、神奈川県内のほぼ全域と、山梨県の一部のエリアの郵便局で受付、ご購入いただけます。

IMG_2818 2015郵便局初出荷
「下中たまねぎ」は、もちろん香実園ホームページでもご購入できます(5月8日から)。

生で食べても美味しくて、ある程度貯蔵もできる「下中たまねぎ」是非、一度、ご賞味ください。

 

IMG_2794 たまねぎ10kgIMG_2795 たまねぎ10kg 箱写真

下中たまねぎは、こちらから。